石破茂前首相がテレビ出演...「消費減税」「皇室典範問題」で高市政策を強くけん制

「旧皇室典範は大日本帝国憲法とセットだった」

   毎日新聞の佐藤千矢子専門編集委員は、「高市さんはこのままいけば、(食料品消費税を)来年4月から2年間1%に下げるということを選択することになると思います。自民党などからいろいろ反対論が出たが、高市さんはやはり公約したから実行する、政策論より政治論ですよ」と解説した。

   石破氏は公布された改正皇室典範についてもけん制した。

「いまの憲法の男女同権や基本的人権の尊重、職業選択の自由などと、整合性がとれているのかどうか。見直していかねばならない」として、さらなる改正も視野に入れながら再検討する考えを示した。「旧皇室典範は大日本帝国憲法とセットだった。帝国憲法下では、天皇は大元帥、つまり軍隊のトップだった。すると男性であるという考え方があったかもしれない」

   27日付の日経新聞によると、「女性天皇を認めるべきだ」が84%だった。こうした世論調査で女性天皇を求める声が多数である現状について、「憲法第1条に、(天皇の地位は)主権の存する国民の総意に基づく、と書いてあるじゃないですか」と話し、今回の皇室典範改正の議論が「国民の総意」に基づいていたかどうかにも疑問を示した。

(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)

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