ビートルズが乗ったフライト記録した「ログブック」初公開
過去の史料を展示する「アーカイブズゾーン」の一部は、DC-8型機の就航と海外渡航自由化が重なった1960年代に焦点を当てる内容に入れ替えた。当時の運航・整備マニュアルや操縦席の計器、海外旅行のパンフレットなどを展示している。ビートルズが1966年に初来日した際に搭乗したフライト(ハンブルク発アンカレッジ経由羽田行き)の情報を記録した「ログブック」も初公開されている。
ミュージアムショップも明るい内装に改め、工場などで不要になった生地を化学的に分解して作った「ケミカルリサイクルポロシャツ」や、再生素材を使ったエプロン、冷却用ネックリングなどが新たにお目見えした。担当者によると、品数を増やした24、25年度の2年間で物販の売り上げは約2倍になったという。
8月1日からは、土曜日の朝8時30分に始まる「モーニング枠」も新設する。展示部分の見学を省き、格納庫を中心に60分間見学する20人限定のコースで、料金は1000円。夏休み期間中の9月末ごろまでをひとまず予定している。暑さが本格化する前の時間帯に、機体の見学や写真撮影を楽しみたい人を想定する。
JAL SKY MUSEUMは、東京モノレール新整備場駅前のJAL施設内メインテナンスセンター1(M1ビル)にあり、13年に開館。空の仕事やJALの歴史を紹介する展示と、格納庫で実機を間近に見られる工場見学を組み合わせ、年間約10万人が訪れる。25年11月のリニューアルでは、受付や展示を刷新し、見学枠を増やす一方、13歳以上を1000円とする有料化に踏み切った。それでも予約が取りにくい状況が続いている。
一般的な「工場見学コース」は、展示部分約80分、格納庫約50分の計130分。予約は見学日の1か月前の同日午前9時30分から、公式ウェブサイトで受け付ける。未就学児は参加できず、小学生から12歳までは無料。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)