プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が2026年7月30日にユーチューブを更新し、前半戦を同率首位で折り返した阪神と巨人について、「つばぜり合いで行く」と予想した。「阪神はちょっともたついたなという感じ」セ・リーグの首位争いを展開している両チームは、オールスター戦前となる前半戦最後のカードで対戦した。阪神の本拠地・甲子園球場で行われた3連戦は、巨人が2勝1敗で勝ち越した。結果、阪神と巨人は勝率.556で並び、前半戦を首位で折り返した。3位ヤクルトとは、6.5ゲーム差まで広げた。両チームともに、31日から後半戦が始まる。このまま併走が続くのか。それもとどちらかが抜け出るのか。高木氏は「今季は、阪神の1位は堅いだろうというところからスタートした」と切り出し、阪神の現状に言及した。「阪神は圧倒的なレギュラーが固定で決まっている。そういう強みがあったにもかかわらず、ちょっともたついたなという感じがする。それは中継ぎの石井(大智)がいない。及川(雅貴)も悪い。『そこら辺を補う選手を探さないといけない』という慌てた部分もあった。ドラフト1位の立石(正広)をレフトで考えていたが、ケガをしたりして出遅れたことも、ひとつの誤算」そして、両チームの指揮官の起用法を比較。阪神は、就任2年目の藤川球児監督(46)が、リーグ2連覇を目指す。一方の巨人は、今季は阿部慎之助監督(47)体制でスタートを切ったが、阿部監督が家庭内のトラブルで5月26日に監督を辞任。同日のセ・パ交流戦から橋上秀樹監督代行(60)がチームを指揮している。「阪神に反して徹底さは巨人の方がある」橋上監督代行は、楽天で野村克也監督のもとヘッドコーチを務め、西武、ヤクルト、巨人のコーチを歴任した。そして、24年オフに巨人のコーチに復帰。戦略コーチとして阿部監督を支えた。高木氏は「阪神は、『考えがまとまらないままゲームが運ばれているのかな』という節が時々見受けられる。反して、巨人は徹底して足を使う時は使う。そこら辺の徹底さは、巨人の方がある。橋上代行が長年ユニホームを着て、野村監督について勉強し、他の監督にもついて、いろいろなことを学んだ。この勉強の量の差が出ている」との見解を示し、こう続けた。「なんとなく阪神は前半戦もたもたした。村上(頌樹)も、毎年のことを考えると、『ちょっと』という感じ。でも、(7月26日の)ジャイアンツの試合は良かった。これからああいうピッチングが後半に続けば強みになる。巨人は山崎伊織、戸郷(翔征)がケガから帰ってくる。小笠原(慎之助)もいるとなると、強みになる。だから結構、つばぜり合いでいくのかなと思う。戦力的には阪神の方がある。でも、知恵という部分でいえば、巨人の方が1枚上手かな」注目の後半戦は、阪神は敵地・神宮球場で3位ヤクルト、巨人は本拠地・東京ドームでのDeNA戦でスタートを切る。
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