「少し遊ばせただけなのに」孫にスマホを貸した70代祖母 わずか1時間で膨らんだ「11万円超」課金の落とし穴

スマホを貸す前に見直したい4つの設定

   未成年者が、親権者などの同意を得ずに結んだ契約は、取り消せる場合がある。ただし、オンラインゲームの課金では、使われたアカウントや年齢確認の方法、購入に至った経緯などによって、返金や取り消しの対応が変わる。

   高額な請求に気づいたときは、課金履歴や利用日時、子どもの年齢、当時の状況を整理したうえで、ゲームの運営会社やアプリストア、クレジットカード会社へ早めに問い合わせたい。どこに相談すればよいかわからない場合は、消費生活センターに相談する方法もある。

   子どもにスマホを貸すときは、「勝手に買わないでね」と伝えるだけでなく、課金できない、または課金しにくい設定にしてから渡すことが大切だ。とくに、次の点を確認しておきたい。

・購入時にパスワードや指紋認証を必須にする
・1回または1か月の利用上限を決める
・使わないクレジットカード情報を削除する
・決済があったらすぐ通知が届くようにする

   短時間だけ貸す場合でも、設定によっては高額な課金につながることがある。家族に安心して使ってもらうためにも、スマホを渡す前に一度、購入に関する設定を見直しておくとよいだろう。



【プロフィール】
石坂貴史/証券会社IFA、AFP、日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント、マネーシップス運営代表者。「金融・経済、住まい、保険、相続、税制」のFP分野が専門。

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