米ドジャース専門メディア「ドジャースウェイ」(ウェブ版)は2026年8月9日、打撃不振のムーキー・ベッツ内野手(33)について、低迷するチームにおいて「最も懸念される問題のひとつ」と指摘した。
「ドジャースは層が厚く才能豊かなチームだが問題点も抱えている」
ベッツは4月上旬に、右腹斜筋の負傷により負傷者リストに入った。代わりにマイナーからキム・ヘソン内野手(27)が、大リーグに昇格した。
5月12日に復帰するも、打撃は低調で上向く気配がない。ここまで81試合に出場して打率.229、13本塁打、36打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.674となっている。
レッドソックス時代の18年にMVPを受賞した。打率.346を記録し、首位打者のタイトルを獲得。32本塁打、80打点、OPS1.078の数字を残した。20年にドジャースに移籍してからも、主力として活躍してきたが、昨季から成績が落ち始めた。
苦境が続くベッツに関して、「ドジャースウェイ」は「ムーキー・ベッツのドジャースでの悲惨なシーズンは、もはや見過ごされることはない」とのタイトルで記事化した。
記事では「確かにドジャースは層が厚く才能豊かなチームだが、問題点も抱えており、それらが今まさに露呈し始めている。中でも最も懸念される問題のひとつは、ムーキー・ベッツの打撃成績の低迷が続いていることだ」と指摘し、こう続けた。
「かつて恐れられた打者が、再び姿を現す瞬間が時折あり、中でも最も明るい兆しは、OPS.816を記録した6月だった。それ以外の月は、OPSは最低.580から最高.710の間で変動している。もどかしいのは、彼自身、何が問題なのか根本原因が分からないように見えることだ」
「ベッツは遅かれ早かれ不調から抜け出すだろうが...」
チームは8月に入ってから低迷が続いている。1日のボストン・レッドソックス戦から7連敗を喫した。9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で連敗を止めたものの、10日の同カードを落とし、8月に入って1勝8敗と、不振にあえいでいる。
ベッツの復調が期待される中、「ドジャースウェイ」は「ベッツは遅かれ早かれ不調から抜け出すだろうが、かつて球界屈指の強打者だった頃のような高みまで到達できるかどうかは定かではない。残念ながら、ドジャースが本当に必要としているのは、かつてのムーキー・ベッツなのだ」との見解を示した。
チームは不振ながら、前半戦の貯金がものをいい、2位ダイヤモンドバックスに7.5ゲーム差、3位サンディエゴ・パドレスに9ゲーム差をつけて首位を走っている。一方、7連敗で勝率を大きく下げ、勝率6割を切り.593となっている。