阪神対巨人、首位攻防戦初戦で明暗...識者が指摘した山崎伊織「降板」タイミング...四球を3つ出せないから「球が甘くなる」

   プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年6月11日にユーチューブを更新し、同日東京ドームで行われた巨人対阪神戦について独自に分析した。

  • 巨人の本拠地・東京ドーム
    巨人の本拠地・東京ドーム
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「元山の打席のところで山崎を諦めても良かった」

   首位攻防戦の初戦は、阪神が村上頌樹投手(28)、巨人は山﨑伊織投手(27)が先発し、阪神が3回に、近本光司外野手(31)と森下翔太外野手(25)のソロ本塁打で2点を先制した。

   巨人は4回に1点を入れたが、6回に山崎がつかまり、4点を失った。阪神は7回に1点、9回に2点を追加し9-1で圧勝。首位攻防戦初戦を白星で飾った。

   高木氏は勝敗を分けたポイントのひとつとして、6回の巨人の投手起用に注目した。

   巨人1点ビハインドの6回。山崎は先頭の佐藤輝明内野手(27)に四球を許すと、続く大山悠輔内野手(31)も四球で歩かせた。無死1、2塁のピンチで、前川右京外野手(23)にタイムリーツーベースを打たれ1点を失った。

   無死2、3塁で坂本誠志郎捕手(32)を三振に仕留めるも、元山飛優内野手(27)にタイムリースリーベースを打たれ2失点。山崎はここで降板した。この日は5回3分の1を投げ、8安打8奪三振6失点(自責6)だった。

   高木氏は、1点を失った後の1死2、3塁の場面について「(山崎を)諦めても良かったという感じがする」とし、スタッフから「もし監督ならどう動いたか?」との質問に対して、次のように答えた。

   「前川のところで左(投手)を持っていく。もう(山崎を)諦める。6回という前例(崩れる)があるから。疲労とかを考えたら、2人にフォアボールを与えて、(次の打者には)ストライクを取りに行くだろうという心理を考えると、あそこで左(投手)を出す。そうすれば、相手がバントに切り替えたかもしれない」

「3つフォアボールは出せない」

   高木氏は、6回の山崎の降板のタイミングについて、「そこらへん(采配)はすごく難しい」と指摘しつつ、次のような見解を示した。

   「佐藤輝明、大山までは行った(続投)として、3つフォアボールは出せない。そうしたら、多少(球が)甘くなるということを考えると、あそこで(投手を)代える。やっぱり負けられないから。あの時はまだ2対1だから。あそこで(山崎を)代えて、あそこをしのいだら何とかなったかもしれない」

   首位攻防戦初戦をものにした阪神は、巨人に1ゲーム差をつけて首位に立った。第2戦は12日に東京ドームで行われ、阪神は髙橋遥人投手(30)、巨人は井上温大投手(25)が、先発を予定している。

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