巨人が首位攻防戦・阪神戦で痛恨の同一カード3連敗を喫し、3ゲーム差に広がった。
「課題は変化球への対応力に尽きます」
2026年8月13日まで行われた3連戦で阪神は3番・森下翔太が3本塁打、4番・佐藤輝明が4試合連続で4本塁打とアーチを量産する中で、巨人打線は3試合で計3得点。3番のボビー・ダルベックが2試合連続アーチと奮闘したが、打線の差を感じさせられた。起爆剤として1軍昇格したトレイ・キャベッジも期待外れだった。第3戦に「6番・中堅」でスタメン起用したが、3三振を含む4打数無安打。ボール球になる変化球を空振りする課題を修正できなかった。
フリー打撃では軽々とスタンドを超える打球を連発するなど、身体能力の高さは誰もが認めるが、実戦でその能力を生かし切れていない。来日1年目の2025年は123試合出場で打率.267、17本塁打、51打点と及第点をつけられる成績だったが、ダルベックと共に中軸で期待された今年は92試合出場で打率.236、13本塁打、29打点。3、4月は月間打率.315、5本塁打、11打点と好スタートを切ったが、その後は下降線から抜け出せない。得点圏打率.179と好機でブレーキになる打席が目立つ。
「このまま打撃の状態が上がらないようだと、来季の契約延長は厳しい。課題は変化球への対応力に尽きます。低めに落ちるボール球を見極められない弱点を相手バッテリーに徹底して突かれている。選球眼が良くなれば、打撃がガラッと変わると思いますが...」(スポーツ紙記者)
巨人が契約延長しない場合は、他球団が獲得に乗り出すことが考えられる。シーズンが残り40試合を切った中、打棒爆発で首脳陣の信頼を取り戻せるか。
(中町顕吾)