東京美容外科統括院長で医師の麻生泰氏が2026年8月16日、日本美容外科学会(JSAPS)からの懲戒処分を受けたことについて、Xで報告した。
「二年前のグアムでの記念撮影をXで擁護した件で...」
JSAPSは4日、公式サイトを通じて「会員に対する懲戒処分について」との発表を行った。
公開された文書では、「一般社団法人日本美容外科学会(JSAPS)は、会員の懲戒に関する規程に基づき審議 を行った結果、下記会員に対し懲戒処分を行いましたので報告いたします」とし、麻生氏の本名である「金福泰会員」を対象として、戒告処分を行ったとした。
処分日は「26年7月27日」、効力発生日は「28日(懲戒書の到達日)」という。文書には、門松香一理事⾧の署名が添えられていた。
なお、JSAPSが公開している「会員の懲戒に関する規程」では、懲戒の種類を「戒告」「会員資格の停止」「除名」の3種類と定めている。戒告は「口頭にて将来を戒め、併せて戒告文書を交付する」ものであり、同学会の規程上、3種類の中では最も軽い処分にあたる。
JSAPSの発表では「戒告処分」となった具体的な理由については明かされていないが、麻生氏は16日、Xで「二年前のグアムでの解剖検体の前でのドクター達の記念撮影をXで擁護した件で処分を受けました」と報告した。
解剖中の献体に「新鮮なご遺体」記念撮影も
麻生氏が処分の理由として挙げた「二年前のグアム」での騒動は、当時、東京美容外科の沖縄院院長を務めていた黒田あいみ氏のブログ投稿を発端とするものだった。
黒田氏は、24年12月2日に公開したブログで「今回は fresh cadaver (新鮮なご遺体の解剖)で勉強をしにきていて」とし、グアムで撮影した複数の写真を公開した。
添付されていたのは、解剖が行われている様子を背景に、複数の医師らで並んだ記念撮影写真や、解剖中の献体の頭部画像など。絵文字付きのコメントを添え、インスタグラムにも投稿していたことから、黒田氏の倫理観を問う声が相次いだ。
当時、麻生氏は批判の声に対し、謝罪しつつ反論を連投。黒田氏の処遇については「炎上でトカゲの尻尾切りのように解雇する事はできないと判断しました」と処分を否定したが、その後、関連投稿をすべて削除し謝罪。同院は公式サイトを通じて、黒田氏の解任を報告した。
「写真に写っていた医師達にもご迷惑をお掛けしました」
麻生氏は一連の騒動を振り返り、「自分の発言の影響力で拡散し、ここまでの事態を引き起こし、写真に写っていた医師達にもご迷惑をお掛けしました」とつづった。
「現在はこの点については非常に反省しております。申し訳ありませんでした」としている。
麻生氏の投稿には、「あれだけ煽ってたのに何があったの?」「『この点については』って、反省しているようには思えない」など、厳しい反応が相次いだ。
麻生氏は「反省なんかしてる訳ない」とのリプライに対し、「申し訳ありませんでした」と謝罪している。