中国人観光客「半減」で吹き飛んだ5210億円 それでも全体消費額は前年超え、訪日客全体もほとんど減っていない

中国に頼りすぎない観光立国になれるか

   全体の訪日外客数は前年同期比約2%減にとどまり、旅行消費額はむしろプラス。まだ1年間を通しての結果が出たわけではないが、少なくとも26年上半期のデータを見る限り、中国人観光客が激減しても、当初懸念されていたほどの落ち込みは見られない。

   中国人観光客は、確かに日本に大きな恩恵をもたらしてきた。激減によって、日本の観光業への影響は小さくないだろう。しかし、国同士の関係が悪化すれば、政府の呼び掛け一つで旅行者が大きく減り得る中国に、過度に頼るのはリスクが大きい。

   今回の上半期データは、幅広い国・地域から観光客を呼び込むことで、関係が不安定な中国に依存しなくとも「日本は観光立国としてやっていける」という希望を示した。

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