鳥取県大山町の県道に4日間にわたって食パンが不法投棄された問題を2026年8月21日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)が取り上げ、クマ誘因の恐れがあると指摘した。
4回にわたりパンの投棄量は39キロ
番組は、国立公園大山の近くを走る県道に、8月14日から3日連続で食パンが不法投棄された経緯を報じる。自然公園財団が撮影した映像には、約150メートルにわたって食パン30斤ほどが捨てられている。公園を管理する団体の職員が発見したという。さらに20日にもパンが捨てられていて、4回にわたるパンの投棄量は計39キロにもなる。
一体だれが何のために捨てたのか。公園を管理する団体職員は「6月くらいからクマの目撃もあるので、ここに集まってくるのではと不安に思う」と話す。食パンの不法投棄が野生動物を誘い出し、交通事故や人的被害につながる恐れもあるという。クマの生態に詳しい岩手大学准教授の山内貴義さんは「過去に廃棄されたパンを食べたクマがいるという報告がある。8月は山にエサが少なくクマは行動域を広げている時期。国や自治体が行っている捕獲・電気柵などのクマ対策が、餌付け行為ですべて水の泡状態になるかもしれない」と警告を発する。