JALは「新しい環境においても、定時性の確保を徹底」
航空会社としては、長くなる移動時間が便の遅れにつながることを警戒している。JALの斉藤久美子・執行役員東京空港支店長は、北側サテライトの利点と課題を次のように指摘した。
「バスにて機側(きそく)までお越しいただくことになっていた駐機スポットの利用が減少し、これまでに比べてシームレスな移動が実現する。一方で、保安検査場からの移動距離は従来より伸びるという側面もある。私たちはこの新しい環境においても、定時性の確保を徹底していく」
具体的には、羽田発のJALグループ便の場合、手荷物預かりの締め切りを、出発時刻の「30分前(目安)」から「30分前(締切)」に厳格化する。
長い移動の負担を和らげるため、北側サテライトでは、動く歩道に加えて4人乗りの自動走行モビリティ「iino」を無料で運行する。人の流れに合わせて最高時速7キロで走り、予約なしで利用できる。自動運転車いす「WHILL」の運用範囲も北側サテライトまで広げる。