世論調査では、ゼレンスキー氏の信頼度は4位で最下位
一方で、ウクライナのゼレンスキー大統領も、国民の支持が盤石とはいえない。
7月に、突然解任されたフェドロフ前国防相は、8月18日、ゼレンスキー氏に対し「戦時下での大統領選実施」を求めた。同大統領は、2024年5月の任期(5年)切れ以降、戒厳令下を理由として、大統領選を実施してこなかった。ゼレンスキー大統領は23日、「国を破壊したいのなら、この戦争のさなか、選挙へと進むことは可能だ」とした。
8月10日に公表されたKIIS(キーウ国際社会学研究所)の「政治家としての信頼度」世論調査によると、ゼレンスキー大統領の支持率56%に対し、7月に解任されたフェドロフ前国防相は63%、ザルジニー前軍総司令官66%、ブダノフ大統領府長官61%だった。
フェドロフ氏の解任騒ぎは、ゼレンスキー政権内部の汚職がらみのもので、「フェドロフ解任」に反発する世論も多かった。ただ、なお「選挙より戦いに勝利することが先」との流れが、今のところなお強い。