当事者団体にも届いた「アニメ化に抗議して」 「みい山」めぐる担当者の「私信」晒されSNSでも拡散

抗議を求める要望への返信全文が匿名掲示板に公開される

   この一連の流れの中で、アニメ化への抗議を求める要望が「発達障害当事者協会」にも寄せられ、これに対応した担当者の回答がSNS上で拡散した。同協会は15年に設立され、発達障害の当事者や支援者から構成される団体だ。

   要望では、知的障害・発達障害があると示唆される「みいちゃん」の行動や失敗が、嘲笑や侮辱を招きやすいように描写されていると指摘。また、すでにインターネット上では、特定の人々を「みいちゃん」と呼び侮辱する事例が広がっているとも伝えていた。

   これに対し、担当者は、つぎのように返信した。

「現時点では、漫画『みいちゃんと山田さん』につきまして、作品自体が差別的であるとは考えておりません。むしろ、作品を通じて現状の課題を社会に問いかける啓発的な側面もあると認識しております。

問題の本質は、作品そのものではなく、それを差別的に取り扱う一部の人々の行為にあると考えます。したがって、当協会としては本件に関して抗議等の予定はございません」

   しかしその後、この返信の全文が匿名掲示板に公開されてしまう。

   要望を寄せた人物はスレッドを立て、返信の内容が残念だったと投稿。900件以上のコメントが殺到する中、要望を寄せた人物に対し、協会のビルへの放火を促すような書き込みも現れた。

   担当者の一人によれば、このスレッドを見た人物から問い合わせがあり、文面のスクリーンショットが晒されていることを把握したという。放火に関する書き込みについては警察に相談し、後日、要望を寄せた人物本人からも謝罪の連絡が来たと話した。

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