熊本地震で南九州道の接続部が破損する瞬間 国交省が映像公開「本復旧に向けた貴重なデータ」

「一日も早い復旧に向けて取り組んで参ります」

   同局はこの動画について「大きな揺れで橋りょうの接続部が破損する状況が確認できます」としている。

   「現在は、応急復旧が完了し通行可能です」としつつ、「本復旧に向けた貴重なデータとして活用させていただき、一日も早い復旧に向けて取り組んで参ります」とつづった。

   日奈久ICから田浦ICにかけての区間では、地震発生後からドローンによる点検作業などを活用し、早期復旧に向けた取り組みが行われてきた。8月18日には通行止めの解除に至っている。

   動画を見た人からは、「犠牲者無く、こうして映像となったことは奇跡だ」「土木・建築業界にとって貴重な資料だ」と驚く声が上がった。

   一方、南九州道では、八代JCT~八代南IC間にある妙見第一橋も熊本地震で損傷している。

   NEXCO西日本は8月31日、妙見第一橋の復旧に関する第2回検討委員会の結果を公表。妙見第一橋の橋りょうについては損傷が局所的で、一部部材に降伏等が認められるものの、部分的な取替えや補強によって再利用可能とした。

   復旧方針では、南九州自動車道の早期通行止め解除を最優先とし、今回の地震による被災状況を踏まえた復旧を進めるとしている。現在は4つの復旧計画案について技術的な課題を検討しており、早期通行止め解除を優先する2案について具体的な検討を進めた上で、次回の委員会で復旧計画を決定する予定だ。

   その上で、現行の橋桁を極力再利用する案で、設計着手から通行止め解除までは少なくとも2年かかる見込みを示している。

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