日銀の高田創・審議委員の発言に...10月、12月に「連続して利上げが行われるかどうかが注目」識者が指摘

   日銀の高田創・審議委員が早期の利上げに前向きの姿勢を示したことを2026年9月3日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)がとりあげた。年内に連続しての利上げもあり得るという。

  • 日本銀行本店
    日本銀行本店
  • 高田審議委員は「タカ派」の中心人物だという(画像はイメージ)
    高田審議委員は「タカ派」の中心人物だという(画像はイメージ)
  • 日本銀行本店
  • 高田審議委員は「タカ派」の中心人物だという(画像はイメージ)

高田審議委員、早期に利上げする必要性を強調

   番組は高田審議委員が札幌市で開いた金融経済懇談会後に記者会見した様子を報じる。高田審議委員は「(利上げは)年に2回というような状況ではなく、新たな状況に対応した機動的な対応が必要になってくる」と述べた。さらに、「一定のペースにとらわれず機動的に利上げを行う新たな局面(に入った)」として、早期に利上げする必要性を強調した。利上げ幅について高田審議委員は「0.25%だけでなく幅広い選択肢の中で環境の変化に応じて対応していく必要がある」とした。

「連続して利上げすることを否定しなかった」

   市場では9月17日と18日の金融政策決定会合で日銀が利上げに踏み切るとの見方が大勢のようだが、どうなるか。

   教育経済学が専門の慶応大学教授の中室牧子さんは「日銀の政策決定は9人で構成される政策委員会で決定される。利上げに積極的な人をタカ派と呼び、消極的な人をハト派と呼ぶが、高田委員は金融市場に詳しいエコノミストの出身で代表的なタカ派だ。今回の講演でも従来のタカ派としての主張を反映して利上げを主張した。新しい情報としては、連続して利上げすることを否定しなかったということではないか。9月の利上げを市場は織り込み済みだが、年内に2回、10月と12月に政策会合が行われるので、そこで連続して利上げが行われるかどうかが注目するポイントだと思う」と話した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

姉妹サイト