「権力を集中すればするほど不安になる」心理か
「これは日中関係どうこうというより、中から政治的に出てきている要求だ。2014年に格上げした時も『中華民族の偉大な復興』にからめていて、今でこそ日本の新型軍国主義とか言ってるが、当時はナショナリズムを発揚させて求心力を働かせて自分の政権固めにしていく。一番都合がいいのは、日本を出してくると(国内のナショナリズムは)燃え上がる」と話す。
興梠さんは「(中国は)治安維持の時代に入った。外で強く扇動外交と言われるように、外で強く出ている分だけおそらく中の不安が強いのだと思う。経済もうまく回っていて、あれだけ権力を集中したからもっと落ち着いてもいいはずなのに、権力を集中すればするほど不安になる、後継者も決まっていないわけだから」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)