「スーパーに行くだけなのに」いつもは10分の道が30分 移住してわかった観光地で暮らす知られざる大変さ

   豊かな自然に恵まれた田舎の観光地。旅行者にとっては魅力的な観光地でも、そこで暮らす人にとっては日常生活の場でもある。観光シーズンの混雑によって、普段の買い物や外出にも影響を受けることがあるようだ。

   2024年にとある観光地に移住した藤森麻衣子さん(仮名・30代)も、移住して初めて「観光地で暮らす」ことの大変さを実感したという。

  • 移住して知った観光地で暮らす大変さとは(写真はイメージ)
    移住して知った観光地で暮らす大変さとは(写真はイメージ)
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    移住して知った観光地で暮らす大変さとは(写真はイメージ)
  • 移住して知った観光地で暮らす大変さとは(写真はイメージ)
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ただ買い物に行くだけなのに、こんなに時間がかかるのか

   藤森さんは、自然豊かな環境に魅力を感じながら、新しい生活をスタートさせた。

   移住先が観光地であることは知っていたものの、観光客の多さが自分たちの日常生活にまで影響するとは考えていなかったという。

   最初に驚いたのは、移住して間もなく迎えたゴールデンウィークだった。

「普段利用しているスーパーへ行く道が、観光地へ向かうルートと重なっているんです。いつもなら10分で着くのに、連休になると20~30分かかることもありました」

   スーパーへ到着しても、駐車場が混雑していた。県外ナンバーの車が多く、普段とは明らかに様子が違っていた。

   移住したばかりの藤森さんは、そうした事情を知らずに、休日は子どもを連れていつものように買い物へ出かけた。ところが、予想以上の渋滞に巻き込まれ、帰宅時間が大幅に遅れてしまったそうだ。

「子どもが車の中でぐずり始めてしまって、食事や昼寝の時間までズレてしまいました。『ただスーパーに買い物に行くだけなのに、こんなに時間がかかるのか』と驚いたのを覚えています」

   それ以来、連休や観光シーズンには、できるだけ車で外出しなくても済むように予定を立てるようになった。

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