学園祭の飲酒防止にマイナカード 氏名・住所は見せず「20歳以上」だけ確認、デジタル庁が推進

   デジタル庁の公式Xアカウントが2026年9月10日、「大学の学園祭での『20歳未満の飲酒防止』にマイナンバーカード」との呼びかけを行った。

  • 学園祭の飲酒には要注意(写真はイメージ)
    学園祭の飲酒には要注意(写真はイメージ)
  • マイナンバーカードをiPhoneに追加すれば学園祭でも役に立つ(デジタル庁のXから)
    マイナンバーカードをiPhoneに追加すれば学園祭でも役に立つ(デジタル庁のXから)
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  • マイナンバーカードをiPhoneに追加すれば学園祭でも役に立つ(デジタル庁のXから)

「20歳未満の方への酒類提供を防ぐため、確実な年齢確認が必要」

   デジタル庁は「デジタル庁では全国の学園祭実行委員会とともに、マイナンバーカードを活用した年齢確認の推進に取り組んでいます。iPhoneに追加しておけば、氏名・住所等を見せずに年齢のみ確認可能です」と投稿。公式サイトにて詳細を説明した。

   「学園祭での年齢確認にマイナンバーカードを活用しています」としたもので、「大学の学園祭には、さまざまな年代の方が訪れます。酒類を提供する学園祭では、20歳未満の方への酒類提供を防ぐため、確実な年齢確認が必要です」と説明。大学の学園祭では、進学を目指す高校生や中学生、地域の子どもなど、20歳未満の来場者も多くいる。

   デジタル庁は各地の学園祭実行委員会とともにマイナンバーカードを活用した年齢確認の取組を進めているといい、「これまで運営を担う学生スタッフは、本人確認書類を目視で確認する年齢確認に負担を抱えていました」とした。

   事業者や自治体のスタッフが、顧客や住民の本人情報の確認を確実に行うためのアプリ「マイナンバーカード対面確認アプリ(デジタル庁ウェブサービス・アプリケーション)」を活用することで、こうした問題を解決できるという。

「必要のない個人情報や、実年齢すら学生スタッフに渡さずに年齢確認を受けられます」

   具体的な年齢確認の流れは、「来場者が『実物のマイナンバーカード』または『iPhoneのマイナンバーカード』を学生スタッフに提示」し、「学生スタッフが『マイナンバーカード対面確認アプリ』で読み取り、20歳以上であることを確認」。確認を終えた後、リストバンドを交付するなどして、各学園祭のルールに沿って酒類を購入できるようにするというものだ。

   なお、一部の大学では、確認の対象を「iPhoneのマイナンバーカード」に限定しているという。

   実物のマイナンバーカードを使用する場合は、カードのICチップを読み取り、本人情報を確認する。「券面だけの目視確認に比べ、偽造された本人確認書類を用いたなりすましの対策につながります」といい、暗証番号の入力は必要ない。

   iPhoneのマイナンバーカードを使用する場合は、「マイナンバーカード対面確認アプリで確認する情報は『20歳以上か20歳未満か』のみ」であり、「氏名や住所など、年齢確認に必要のない個人情報や、実年齢すら学生スタッフに渡さずに年齢確認を受けられます」という。

   26年度は、東京都市大学や長岡技術科学大学、信州大学、京都大学などの学園祭で活用される予定だ。

   投稿を見た人からは、「いい取り組みだなあ。コンビニとかの年齢確認にも使えそう」「運転免許証もこういう活用ができるようになるといいのに」といった声が上がった。また、「iPhoneのマイナンバーカード」に限定されるケースもあるとの説明について、「Androidユーザーにも対応してほしい」とのリクエストもある。

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