解体する中道になぜ「病み上がり」の議員1人だけ? 11億6900万円受け取りへ疑問噴出

5月に腎移植手術を受ける

   こうした中、解体される中道にたった1人残る議員の人選にも疑問の声が噴出。9月11日に中道の立憲系議員は会合を開き、渡辺創衆院議員が中道に残って清算手続きを行う方針を決めた。渡辺氏は2月の衆院選では中道への逆風の中、選挙区で3期目の当選を果たした。しかし、5月には腎移植の手術を受けており、健康面を心配する声がある。SNSでは、この対応にも「病み上がりに尻拭いさせるって」「オガジュンが引き受けるべき」など否定的な反応が目立つ。

   衆院選直前に結党を主導し、惨敗の「戦犯」とされる野田佳彦前共同代表には、騒動の矢面に立つような動きは見られない。

   野田氏は分裂が決定した8月31日、国会内で記者団からの取材に「ノーコメント」と答え、足早に去った。その後、9月7日に自身の公式サイトで「3党が合流に至らなかったことは誠に悔しく残念でなりません。ご支援、ご期待をいただいた皆様に、深く深くお詫び申し上げます」との談話を示し、無念さを滲ませていた。

   党解体に伴い、中道の立憲系議員が結成する新党の名前には「民主」が入るという見方が出ている。この動きに対し、元大阪市長の松井一郎氏は自身のXで「ご自由に命名すれば良いが、何度名前を変えても悪夢の民主って事やね」と反応。かつて野田氏らが首相を務めた旧民主党政権に皮肉を込めた。新党については、15日に党名や執行部などの体制が決まる見通し。だが、一時期は下落していた高市内閣の支持率は再び上昇傾向にあり、世間の冷たい視線と共に新党の船出は厳しい状況にある。

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