イスラエルの総選挙...政権交代が起きたら「イラン情勢が沈静化に向かう可能性」識者が指摘

イスラエル・ネタニヤフ首相に有力な対抗馬が浮上

   そしてイスラエル総選挙はネタニヤフ首相の続投か政権交代かが焦点になっている。ここにきて野党「ヤシャル」党首のアイゼンコット氏が有力な対抗馬として浮上、支持率でもネタニヤフ首相を上回っていると紹介。東京大学中東地域研究センター特任准教授の鈴木啓之さんは「最大の対立軸は政策というよりもネタニヤフか反ネタニヤフかいう点にある」とする。

   仮に政権交代したとしたら何が変わるのか。鈴木さんは「対パレスチナ、ガザ地区は今よりも攻撃を弱め治安管理区域として扱うのではないか、対イランへの敵対姿勢そのものは変わらないものの、先制攻撃やアメリカの停戦交渉の妨げなど独自の軍事行動は控えてアメリカと歩調をあわせるのではないか。その結果、イラン情勢が沈静化にむかう可能性がある」と話す。

   アメリカ、イスラエル、両国のリーダーの足元がぐらついており、選挙の行方が注目される。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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