静岡県の浜岡原発のデータ不正問題をめぐって中部電力の林欣吾社長と勝野哲会長が責任をとって辞任すると表明したが、2026年9月15日放送の「モーニングショー」(テレビ朝日系)は、データ不正問題は原発の安全性を揺るがす大問題だと指摘した。
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浜岡原子力発電所 -
中部電力株式会社のX(@Official_Chuden)より
「浜岡原発で事故が起きたら東京が壊滅する」
番組は、中部電力が浜岡原発3号機と4号機の再稼働に向けた審査の中で耐震設計の目安となるデータを不正に操作していたと報じる。14日の会見で中部電力トップ2人が辞任を表明、3号機4号機の再稼働に向けた審査の申請の取り下げを決定した。
この日公表された調査委員会の報告書によると、社内の一部で不適切な行為を容認する「独自の正当化理論」が存在、「安全性に問題はない」「技術的には正しい」などのやりとりもあったと紹介する。
玉川徹さんは「浜岡原発は東日本大震災で福島第一原発の事故が起きてから当時の政権が真っ先に止めた唯一の原発だ。当時、津波に対して十分な対策がとられていないという理由ではあったが、浜岡原発で福島第一原発のような事故が起きたら東京が壊滅する。この原発の事故は日本の国家存亡の危機につながるそういう原発」と説明する。
「まさか電力会社から出てくるデータが不正だとは」
玉川さんは「今回の不正は原子力規制委員会が見抜いたのではなく内部告発なんです。それがなかったら(審査が)そのまま通っている。原子力規制委員会は電力会社から出てくるデータに基づいて判断する。まさか出てくるデータが不正だという前提に立っていない。それでいいんですかということだ。日本の原発の安全は本当に大丈夫なのかという根本的な問題に直面している」と、問題の大きさを指摘した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)