ロングセラーのチョコレート菓子「キットカット」の小袋を開けたところ、チョコの表面に白いブツブツができていたとして、VTuberの胡桃(くるみ)ぬいさんがX上で答えを求め、話題になっている。お馴染みの赤い内袋を開けると、チョコが2つほど見え、表面に見慣れないゴマのような点々が多数付いている。カビの可能性もあるのかと質問を投げると「何このキモイの!!」。胡桃さんは、2026年9月11日の投稿でこう驚き、カビの可能性もあるのかと質問を投げかけた。この投稿は、大きな反響を呼び、次々にリポストされた。これに対し、販売元であるネスレ日本(神戸市中央区)の「お客様へのお声がけ専用」VOCセンターの公式Xも、この日のうちに反応した。「ご心配をおかけして誠に申し訳ございません。担当部署にて詳しく確認をさせていただきたいと思いますので下記フォームよりご連絡お願いできますでしょうか」胡桃さんの問いかけには、様々な声が寄せられた。指摘で多かったのは、チョコに見られる「ブルーム現象」ではないかというものだ。ネスレ日本の公式サイトでは、「チョコレートの表面が白くなっていますが、食べられますか?」というQ&Aが掲載されている。それによると、チョコにはココアバターという脂肪分が多量に含まれており、28度前後で溶け始める。高温や直射日光に晒されると、溶けて変形し、表面にココアバターが浮き出して模様を作り、白く固まる「ブルーム現象」を起こしてしまうことがある。パッケージにも記載しており、この現象が起きるとチョコ本来の風味は損なわれるものの、体に影響を及ぼすことはないとしている。なお、ブルーム現象には、ココアバターによる「ファットブルーム」のほかに、砂糖が溶けて表面が白くなる「シュガーブルーム」があることが知られている。砂糖が溶け出して再結晶したブルーム現象の可能性胡桃さんが投稿した写真について、ネスレ日本の広報担当者は9月15日、J-CASTニュースの取材に対し、「まず、お客様の投稿内容、写真からは、チョコレートに『シュガーブルーム』が発生している可能性があると考えられます」との見方を示した。「シュガーブルームとは、保管環境などの影響によりチョコレートの表面に温度差が生じ、結露が発生した際に、チョコレートに含まれる砂糖が水分に溶け出し、その後、水分が蒸発することで砂糖がチョコレート表面で再結晶化し、白く見える現象です」ただ、「現時点では写真のみの確認であるため、状況を正確に判断することは難しいと考えております」と付け加えた。「そのため、現在はお客様と直接連絡をとり、製品情報をお伺いするとともに、製品交換のご案内を進めている状況です」としたうえで、「今後、お客様に製品の交換にご協力いただき、現物をご返送いただけましたら、社内にて検査を実施の上、状況を確認してまいります」と述べた。正確には、現物を成分分析にかけるなどしなければ、はっきりとは分からないようだ。(J-CASTニュース編集部 野口博之)
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