プロ野球楽天の元監督で阪神OBの田尾安志氏(72)が、2026年9月14日にユーチューブを更新し、今季ワーストの6連敗を喫した阪神について「異常事態という感じがする」との見解を示した。
「この打てない打線はどこまで続くのだろう」
阪神は14日に甲子園球場で中日と対戦し、0-6の完封で敗れた。
試合は、中日が初回に細川成也外野手(28)の2ランで2点を先制。5回には、先発のカイル・マラー投手(28)が、バックスクリーンに2ランを叩き込み、リードを4点に広げた。
9回にはマラーが2点タイムリーを放ち、6点目を入れた。
一方の阪神打線は、マラーに抑え込まれ4安打無得点に終わった。これで3試合連続完封負けとなり、27イニング連続無得点となった。
阪神OBで、楽天で監督を務めた経験を持つ田尾氏は、「タイガースは今、異常事態という感じがします」と切り出し、次のように現状を解説した。
「連続完封負け。この打てない打線は、どこまで続くのだろう。今日もまた打てませんでした。本当に打てません。三者凡退が5回。ヒットの数は4本。こんなに打てない打線だったのか。みんなの調子がガタっと落ちているところだが、それにしても普通は、誰か調子のいい人がいて何とかしてくれるもの。そうならないのが今のタイガース」
今季は、佐藤輝明内野手(27)と森下翔太外野手(26)が打線を引っ張り、チーム打率(.244)と得点(454点)は、いずれもリーグ2位。ここ最近は打線がかみ合わず、6試合で得点はわずか4点だ。
「なんといってもタイガースの戦いぶりが寂しすぎる」
田尾氏は1点が遠い阪神打線について、次のように持論を展開した。
「ジャイアンツの動向も気になるが、なんといってもタイガースの戦いぶりが寂しすぎる。今日は先頭打者が1度も塁に出なかった。こうなると、なかなか作戦が使えない。本当に八方ふさがり。今までは1番から5番まで、この5人で点を取ってきた。そういうチームだけに、この5人の状態が悪ければ点を取れない」
14日は2位・巨人がDeNAに敗れたため、ゲーム差は0.5ゲームのまま変わらず。阪神は15日に甲子園球場で中日との第3戦を控え、連敗ストップに向けイーストン・ルーカス投手(29)が先発のマウンドに上がる。