高市早苗首相はほぼ思い通りの自民党役員人事・内閣改造を行い、来年(2027年)秋の総裁選に向けて足元を固めたように見えるが、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「そんなに甘くない」と厳しく読んだ。2026年9月17日放送の「ひるおび」(TBS系)でこう解説した。石井グループは40人超、林氏が所属していた旧岸田派系の議員も40人超「来年の秋に向けて、(今回外された)林(芳正・前総務相)さんと石井(準一・前参院幹事長)さんが組んだら強くなりますよ。林さんも元参議院議員でしょ、石井さんをよく知っているんです。そうなると、参議院自民党の石井グループと林さんを推す人たちが一体になって立てば、結構な勢力になります」石井グループは40人超、林氏が所属していた旧岸田派系の議員も40人超と見られる。司会の恵俊彰さんは「(自民党内の)構図が明確になってくるんですかね。麻生(太郎・副総裁)さんは高市さんを担いでいらっしゃるでしょ。そういうグループと次を狙っていくグループとに」と聞く。林氏を外すメリットもある田崎さんは「そうです。そうです。高市さんにすれば、林さんを野に放っても、総裁選では勝てるだろうという意味だと思うんです。たしかに、林さんを外すメリットもあって、保守系の人たちはわりと林さんを批判している人が多いんですね、中国関係とかで。だから、(林さん外しは)高市さんの支持勢力を固めるプラスでもあるわけです」と説明した。10月からの臨時国会では、食料品の消費税率引き下げ、衆院議員定数削減と賛否が分かれる法案が目白押しだ。自民党内の反対も強い。早くも「高市VS林・石井」のバトル勃発か。(シニアエディター 関口一喜)
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