高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 玉城デニー氏はなぜ惨敗したのか 沖縄県知事選で露呈した「オールドメディアの断末魔」

SNSで情報入手する若者が台頭

   本来であれば、このオールドメディア2紙が高齢世代を押さえて、左派系の現職・玉城デニー氏が勝利する展開だっただろう。しかし、沖縄県では、オールドメディアに毒されず、SNSで情報を入手する若者が台頭していたことが如実になった。

   オールドメディアでの左派系番組では、左翼論者から、「リベラル左派はこの30年間の変化を踏まえた議論が全くできてない。正直ただずっと同じように『9条を守ろう、平和を守ろう、辺野古反対』の原理原則をいつまでも繰り返してたらそれはやっぱ若い人たちには響かない」と言われる始末だ。

【編集部より】本連載は、今回をもって最終回となります。前身の「高橋洋一の民主党ウォッチ」が始まった2009年11月以来、「自民党ウォッチ」「霞ヶ関ウォッチ」と題名を変えながら、約17年にわたってお届けしてきました。長年のご愛読、誠にありがとうございました。


++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはしよういち)元内閣官房参与、元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。20年から内閣官房参与(経済・財政政策担当)。21年に辞職。著書に「さらば財務省!」(講談社)、「国民はこうして騙される」(徳間書店)、「マスコミと官僚の『無知』と『悪意』」(産経新聞出版)など。

1 2
姉妹サイト