「いま、日本が関係改善に積極的な態度を取れば中国は乗ってくる」
アメリカが対中戦略を変えることで米中関係を安定させようとしている時に、日本が強硬姿勢を取り続ければ、世界の流れから取り残されてしまうというのだ。では、どうすべきか。
田中氏は「日中関係が今のように悪い状況を作ったのは高市さん本人。やっぱり、台湾有事発言っていうのは間違い発言なんですね」と批判しながら、「(だから)中国が日本と話をする必要はないんだという傲慢な態度をとっている時には、それなりに日本も違う戦略を取らなくてはいけない。いま日本が(関係改善に)積極的な態度を取れば、中国は乗ってくると思う。高市さん自身が、日中関係はとても大事なんだ、したがってこれから日中の対話を積極的に模索していきたいということをきちっと述べなくてはいけないと、私は思いますね」と主張した。
年末までにAPECのほかにG20もあるが、高市首相は習主席との会談について、「国益の観点から冷静かつ適切に対応する」とそっけなく、自分から会うつもりはなさそうだ。
(シニアエディター 関口一喜)