AKB48「推し席」が生んだ逆転劇 佐藤綺星が中間4位から1位、小栗有以「2位」にどよめき

小栗有以「AKB人生を全うしたい」、翌日の投稿には渡辺麻友の名前入り衣装

   小栗さんはソロ曲「愛の存在」に、星を散りばめた濃紺のドレスで登場。間奏では、自身の推し席を選んだファンに「ありがとう」と感謝を伝えた。加入から12年を振り返り、こう語った。

「苦しい時もどんなときも、私はAKBが好きだから、前を向いてこれました。これからも愛をもってAKB人生を全うしたいと思います。ついてきてください」

   小栗さんは声を震わせ、目を潤ませながら歌い続けた。

   翌28日午前、小栗さんは自身のインスタグラムのストーリーズに衣装の内側を写した写真を投稿した。そこには「渡辺麻友」と記され、「3公演目の順位のジャケット衣装」と説明が添えられている。投稿からは、今回の公演で使われた衣装の中に、渡辺麻友さん(32=17年卒業)の名前が付いたものがあったことが分かる。ただ、小栗さん自身がそのジャケットを着用したかどうかや、ソロ曲で着た濃紺のドレスとの関係は、投稿だけでは確認できない。

   小栗さんと渡辺さんには、以前から縁がある。渡辺さんは17年の卒業コンサートで、自ら選んだ「若手選抜」に当時15歳の小栗さんを起用。終演後の記者会見では、小栗さんを「最近すごく注目している」と名指しし、「王道アイドル」として期待を寄せた。「ポスト渡辺麻友」について問われると、AKB48の正統派アイドルとして頑張ってほしいと語っていた。

   推し席の配置をめぐっても、メンバーとファンの掛け合いが生まれた。くじで好位置を引いた千葉恵里さん(22)は、自分のファンをいい席に連れてこられたと喜んだ。一方、最後方のエリアを引いた武藤小麟さん(26)がマイクを通さず「ごめんなさい~!」と呼びかけると、推し席から「いいよ~!」と声が返った。

   グループ総監督の倉野尾さんは終盤のあいさつで、3公演を通じて「好きish」を披露した際のコールに一体感を覚えたと振り返った。現場や配信で見ているファンに加え、さらに多くの人にAKB48に対する興味を持ってもらわなければ「私たちの夢である東京ドームのステージはまだまだ先な気がします」とも。その上で、

「ここからまだまだギアを挙げて、どんどんどんどん AKB48は成長していきたい」

と決意を新たにしていた。

   27年2月20日に国立代々木競技場第一体育館でコンサートを開くことも発表された。この会場では26年4月にもコンサートを開いており、倉野尾さんは「春コン以上に成長した私たちで、皆さんとお会いできるように」と意気込んだ。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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