中国の発言がだんだんヒートアップした
キャスターの右松健太さんは「中国側のナラティブ(政治的な思惑が込められた物語)としてトランプ大統領に打ち込んだ歴史認識を政府の文書にまで書き込ませたこと、これは中国側からすれば一つの成果として日米側にこれからこの言葉をうまく使ってくるのか」と聞く。
東京大学東洋文化研究所教授の佐橋亮さんは「これまで習近平氏はずっとこのナラティブを言ってきた。今回、念願がかなった。トランプ大統領の方から同盟国と言ったわけだから。習近平氏は今回、歓迎式典と晩餐会の2回演説をした。最初はファシズムの戦略と戦ったと、次に晩餐会では日本軍国主義と戦ったと、だんだんヒートアップしている。王毅外相の記者懇談会でも日本の新型軍国主義というナラティブに言及している。中国の言いたい放題になっていた。中国にそのチャンスをアメリカ側が与えてしまったのは残念」と話す。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)