大騒動になった福岡県議会の不祥事を巡り、海外視察の歓送迎会の際に県議らが内輪でドンチャン騒ぎをする様子が映った動画がX上で次々に取り上げられ、炎上状態になっている。
もともとは、地元発のウェブメディア「センキョタイムズ」が独自入手したものだった。海外視察は、友好親善などの目的をうたっているが、県議会の総務課に動画に対する見解を聞いた。
県議会のドン、藏内勇夫氏を持ち上げ...
「ドン・クラウチオーネ!」。イェーイなどと盛り上がる中で、マイクを持った松尾統章県議がこう告げて、映画『ゴッドファーザー』のテーマ曲のサビを歌い出す。
クラウチとは、県議会のドンと異名を持った藏内勇夫元県議を指す。本人は、恥ずかしがって顔に手を当てるふりをしている。松尾氏は、マフィアのドンとして映画に登場するヴィトー・コルレオーネにあやかって発言したらしい。
「ゴッドファーザーことクラウチオーネが世界に挑戦します!」
松尾氏がこう宣言すると、会場が沸く。松尾氏に促されて、通訳がタイ語でその内容も紹介していた。
この動画は、センキョタイムズが2026年9月23日、ウェブ版記事で取り上げた。
動画で映った背景の横断幕を見ると、24年1月26日夜に行われたバンコク都議会主催の福岡県議会訪問団に対する送別宴と分かる。
藏内氏は4月に世界獣医師会(WVA)の会長に就いていることから、記事では、松尾氏がそのことを指して「世界に挑戦」と紹介したのではないかと指摘した。
送別宴については、この動画を含め計4本を記事で取り上げている。
別の動画では、ハチマキのように頭にネクタイを巻いた藏内氏らが、女性議員らとノリノリの様子で踊る様子を松尾氏がスマホで撮影する様子が映っていた。
センキョタイムズでは、9月に入って、バンコク視察についての記事を次々に書いている。3日には、この送別宴で、藏内氏らが女性議員と映画『タイタニック』の名シーンを気取る様子が写った写真がいくつか取り上げられた。