中央アルプスの紅葉めぐりの起点となるバスセンター駐車場を含め、長野県駒ケ根市内の公衆トイレ5か所で、便器が真っ二つに壊されるなどの深刻な被害が出ている。
陶器は割れにくいため、市では、何らかの道具を使った犯行ではないかとみている。市から被害届を受けた県警の駒ケ根署が、器物損壊の疑いで捜査を始めた。
便器計12基、洗面台計5基で、損害額200~300万円か
「素手や足では壊れない気がします。堅い物でやったのかもしれません。どうして、こんなことをしたのでしょうか?」
駒ケ根市都市計画課の担当者は2026年9月30日、J-CASTニュースの取材に困惑した様子で話した。
バスセンター駐車場の男性トイレでは、小便器の中が激しく叩かれたようにポッカリ穴が開いている。5つある小便器のうち2つが被害に遭った。大便器1つも、手前側面に大きな穴ができて汚水がたまっていた。
また、市街地にある、のぞみ公園のトイレでは、大便器や洗面所が真っ二つに壊され、破片が床に散乱している。ここでは、洗面所の鏡や窓ガラスまで割られていた。
のぞみ公園のほか、同じ市街地のJR飯田線・駒ケ根駅周辺にある駅北公園、三和森公園のトイレも、便器がすべて壊されていた。市街地のアルプス公園は、小便器、多目的トイレは無事だったが、和式の大便器に穴が開いていた。
都市計画課によると、9月27~28日にかけて、5か所で便器が計12基、洗面台が計5基壊された。朝などに清掃業者や通行人から市に連絡があったという。
損害額は、まだはっきりしていないが、200~300万円ぐらいになるのではないかという。防犯カメラは、バスセンター駐車場には設置されていたが、トイレからはやや遠い位置にあるという。