アジア大会でもめた「台湾の国旗」「Taiwanタオル」 朝鮮半島「統一旗」は国旗でなくても認められたが

国際大会では「チャイニーズ・タイペイ」の名称で参加

   台湾がオリンピックなどの国際大会で「台湾」という名前や国旗を使えない理由は、40年以上前の出来事にさかのぼる。

   1979年、まさに今回の舞台である名古屋で開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で、台湾は「チャイニーズ・タイペイ」という名称を使い、専用の旗と歌で参加することが決められた。いわゆる「名古屋決議」である。

   今回のアジア大会をまとめるアジア・オリンピック評議会(OCA)もこのルールに従っているため、台湾の国旗を持ち込めないこと自体には国際的な前例がある。

   しかし、タオルに書かれていた「Taiwan」は国旗ではなく、誰でも日常的に使う地名である。

   文字が書かれた応援グッズにまで国旗と同じ制限を広げる根拠は、どこにも明記されていない。

   もし日本のファンが「JAPAN」と書かれたタオルを掲げても、誰も止めないだろう。

   代表チームの公式名と普段の呼び名が一致していない台湾のファンにだけ、規制のしわ寄せがいってしまう構造になっているのだ。

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