支持率下がらなかった先例も...今回は「厳しいんじゃないか」
簗氏が続投する意向を示す背景として、田村氏は松本洋平前文科相の前例を挙げた。週刊文春は26年3月、松本氏の大臣就任前の不倫疑惑を報じた。この問題を巡り、高市首相は更迭を否定していた。
田村氏は「あのときも辞任するんじゃないかという雰囲気があったけれども、辞任をせずに続投し、それで支持率も下がらなかった」と振り返った。この前例が簗氏の続投に影響しているとみる。
だが、今回については「厳しいんじゃないか」と指摘。この問題がさらに大きくなり、国会運営などに支障が出る場合には、「総理が判断せざるを得ないときは来るだろうと思いますよ」と話した。
内閣支持率への影響については「下がると思います」とみる。今回の問題は「マイナス材料」であり、週刊誌のほか、新聞やテレビ、ネットなどでも大きく取り上げられている。「世論調査をすれば、支持率に当然影響するし下がることが考えられる」
田村氏は、国会審議や国会運営にも影響が出るとの見方も示した。「野党がこの問題で審議拒否をし、国民がそれを支持したりする場合、結局、食料品の消費税減税が国会で審議できなくなる」
「問題が長引けば長引くほど、内閣支持率を下げるし、高市政権にダメージを与えることになります」と田村氏は指摘し、簗氏が取るべき対応は「出処進退を早めに明らかにするということだと思います」と話した。