友人と旅行に出かけた佐々木綺佳さん(仮名・20代)は、帰りに特急列車を利用したことがあった。そのとき、列車は大幅に遅れていたものの、事前に指定席を予約していたため、座って帰れると思っていたという。
ところが、途中駅から乗ってきた乗客から突然、「そこは自分たちの席なので、どいてほしい」と言われたそうだ。
「この席で間違いないです」と説明しても納得せず
「最初は、お互いの座席番号を確認すればすぐに解決すると思いました。私たちも切符を見せながら、『この席で間違いないです』と説明したんです」
しかし、相手は納得せず、強い口調で席を譲るよう求めてきた。
「近くに車掌さんがいればすぐに確認してもらえたんですが、そのときは見当たりませんでした」
旅行帰りで疲れていた佐々木さんたちは、これ以上言い合いになるのを避けるため、仕方なく席を離れることにした。
その後、車掌を見つけて事情を説明。切符を確認してもらったところ、佐々木さんたちが座っていた指定席で間違いなかったという。
「ただ、そのときには私たちは席を離れていましたし、車内もかなり混雑していました。座っている人に直接注意して、席を戻してもらうという対応にはなりませんでした」
車掌はほかに空いている指定席がないか確認したものの、空席はなかった。そのため、指定席と普通席の差額が返金されることになった。