ヨーカドーの次はイオン...営業利益は過去最高もスーパー事業は赤字 傘下760店の3割が苦境、約100店閉鎖へ

「近所のスーパー」が消えていく 問われる地域の買い物環境

   「普通のスーパー」が消えていくとなると、企業の経営問題だけでは済まない。

   U.S.M.Hは閉鎖対象の具体的な店舗をまだ公表していないが、井出社長は地方・郊外の店舗が多くなる可能性が高いとの見方を示している。

   車を運転できない高齢者などにとって、近所のスーパーは生活に欠かせない。もし店舗がなくなれば、途端に「買い物弱者」になってしまう恐れがある。

   イオンのような巨大グループでさえ、従来のスーパーのあり方を見直さざるを得なくなった。ニーズや社会情勢の変化によってスーパー業界は大きく変化していきそうだが、それは消費者にとっていいことばかりではなく、再編・統合により「買い物の選択肢が狭まる」という未来につながる可能性もある。

   毎日の買い物で頼りにしていた「近所のスーパー」が、急に消えてしまう事態が今後は続発するかもしれない。

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