辻元氏「準備もできないほどの『直前』と言えるのか?」
高市首相の欠席を巡っては、辻元氏の19日のX投稿がSNS上で注目されている。
16日の質疑を終えた辻元氏は19日、会議の開催時間が直前まで分からなかったと答弁した高市首相に対し、論拠を示しながら疑問を呈した。
辻元氏が提示したのは、会議と同じ2日配信のロイター通信(日本語サイト)の記事だ。
記事は2日17時59分に配信されたと表示されている。更新日も同じ2日だが時刻の表示はない。そして本文中には、マクロン大統領が「日本時間午後9時30分」から「主要7カ国(G7)首脳によるテレビ会議」を主宰する、と記されている。
辻元氏は、会議の3時間31分前の記事で、既に開始時間が午後9時30分からだと記されている、という趣旨を述べていた。続けてつぎのように記した。
「午後5時59分ということは、会議の3時間31分前。これは準備もできないほどの『直前』と言えるのか?政府がそんな業者と契約していたのが原因なら、事務方の『外交上の大失態』ではないか?それとも誰かが嘘をいっているのか?」
辻元氏は、外務省にも「ロイターの報道より先に日本政府は知らされていた、で間違いないか?」「この3時間31分の間に本当に業者が準備できなかったのか?」などと問い合わせたというが、ほとんどが「言えない」との回答だったと説明した。
辻元氏の投稿は大きな注目を集め、音楽プロデューサーの松尾潔氏は「率直に言って、高市さんに総理を任せるのは怖いと思いました」とXに投稿。田島麻衣子参院議員(立憲)も「働かない総理の不手際を懸命に隠す官僚」などとXでコメントした。
そのほか、「高市首相の『業者が間に合わなかった』という説明、どう考えても無理があるように感じます」「結構、深刻な問題になるかもしれない」「日本の外交はどうなっているのか?」などの批判も相次いでいた。
会議は10月2日21時30分から約30分間行われた。26年のG7議長国であるフランスが主催した。外務省によれば、「米欧等のディーゼル価格などへの対応」に関する議論が行われ、遠藤和也外務審議官が代理出席し、高市首相のステートメントを代読した。
一方、同じ2日の首相動静(時事通信)によると、高市首相は18時30分から19時45分まで、麻生太郎副総裁ら自民党幹部と公邸で会食をしていた。その後、面会などの予定はなく、22時も公邸にいるとしていた。