プロボクシングの元WBC世界フライ級王者・内藤大助氏(52)が、2026年10月25日にユーチューブを更新し、元世界2階級制覇・亀田和毅(TMK、35)の世界タイトル戦について、「順番を待つしかない」との見解を示した。
「気の毒ではあるが、中止はしょうがない」
亀田は、18日(日本時間)に米ラスベガスWBAフェザー級王者ブランドン・フィゲロア(米国、29)に挑戦する予定だった。ところが、フィゲロアが前日軽量で体重を超過して王座をはく奪された。
試合は、条件付きで行われる予定だったが、フィゲロアが試合当日に体調不良を理由に欠場した。結局、試合は中止となり、現在、王座は空位のままとなっている。
フィゲロア対亀田戦の中止を受け、WBAは声明を発表。亀田の処遇を「最優先事項」として審議することを明かしたが、王座決定戦に関しては不透明な状況にある。
このような背景を踏まえ、内藤氏は「気の毒ではあるが、(中止は)しょうがない。チャンピオンが悪い」とし、空位の王座に関して「(世界ランク)1位と2位の決定戦になるのではないか」と予測した。
WBA世界フェザー級の最新のランキングでは、1位がミルコ・クエジョ(アルゼンチン、26)で、2位が中野幹士(帝拳、31)となっている。亀田は3位にランクされている。世界ランク1位と2位の王座決定戦になれば、クエジョと中野が王座を争うことになる。
また、内藤氏は亀田の今後に言及。次のように持論を展開した。
「最終的に(世界タイトル戦が)できればいい。ちょっと水を差した。残念ですね。フィゲロアが水を差した。こういうのが、よろしくない流れ。うまくやれば盛り上がったのに。もう順番を待つしかないと思う。世の中は理不尽なことがいっぱいあるから。ただ、タイトルマッチはできると思うから、それまで待てばいいんじゃないですかね。チャンスは来ると思う」
元バンタム級、スーパーバンタム級王者の亀田は、世界3階級制覇を目指し、25年5月にIBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国、32)に挑戦した。試合は善戦したものの、0-2の判定で敗れた。フィゲロア戦は再起戦だった。
亀田「必ず世界チャンピオンのベルトを掴み取ります」
亀田は、試合が予定されていた当時に自身のインスタグラムを更新し、ファン、スポンサーら関係者に向けて、次のようなコメントを投稿した。
「7月末から約2ヶ月半、メキシコでハードなトレーニングを積み、最高の状態でリングに上がる準備を整えていたので、悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、これで終わりではありません。プロモーターおよびWBAから、次回のWBAフェザー級王座決定戦における優先権をいただく約束を交わしました。気持ちをしっかりと切り替え、次に向けてまたイチから鍛え直します。必ず世界チャンピオンのベルトを掴み取ります」
亀田のプロ戦績は42勝 (23KO) 5敗。