ウクライナ南部の都市でロシアとウクライナが一時停戦に合意したことについて2026年10月26日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)は、米トランプ大統領の夫人メラニア氏の仲介があったとされる背景を探った。米国の発表「夫人自身がロシアとウクライナの双方の指導部と直接協議」番組は、24日にメラニア夫人が「27日に(ロシアとウクライナが)停戦を開始する」と発表する映像を流した。ロシアとウクライナが一時停戦に合意したとされる地域は、ウクライナ南部へルソン州の都市オレシュキ。2022年からロシアの支配下に置かれている地域だ。食料品や医薬品が不足しており、残された住民は生活が困難な状況にあった。停戦は、ここへの人道支援物資の搬入と民間人の避難準備が目的だ。停戦合意になぜメラニア夫人が出てくるのか。夫人は国連総会にあわせた夫人主催のイベントでオレシュキの状況を知り、人道支援に動くきっかけとなったという。ホワイトハウスの発表によると、夫人自身がロシアとウクライナの双方の指導部と直接協議し停戦を主導したという。2025年の米ロ首脳会談の時に夫人はプーチン大統領と非公式の「対話チャンネル」を築き、ロシアに連れ去られた子供たちを帰還させる取り組みを続けていた。この対話チャンネルを使って今回の停戦合意にたどりついたというのだ。三牧聖子教授「プーチン氏はトランプ氏に貸しを作った?」アメリカの政治に詳しい同志社大学大学院の三牧聖子教授は「トランプ氏はこれまでも政府の正式な役職についていない『私人』を政治の重要な場面に登場させることがあった。中間選挙を前に、今回の停戦は成果を焦るトランプ氏が新しいイメージを狙った可能性はある。プーチン氏はそうした事情をくんだうえで、領土問題で譲歩を引き出すためトランプ氏に貸しを作ったのではないか」と解説する。(ジャーナリスト佐藤太郎)