総合週刊誌「サンデー毎日」編集部の公式Xアカウントが2026年10月30日、27年春をもって同誌を休刊すると発表した。
「『週刊誌ブーム』を形作りました」
同編集部は「サンデー毎日からの大切なお知らせです」とし、毎日新聞出版株式会社名義での書面を公開した。
同社は「毎日新聞出版が発行しております総合週刊誌『サンデー毎日』は2027年4月27日発売の5月9日号をもって休刊します」と報告した。
「サンデー毎日」は、22年4月の創刊で、「日本で最も長い歴史を持つ総合週刊誌」だとしている。27年には創刊105年を迎える。
説明によると、新人作家の登竜門となる「大衆文芸賞」を創設するなど、大衆小説の普及に貢献したほか、76年から99年にかけて「東大合格者全氏名」を掲載するなど、大学ランキング報道にも力を入れてきた。89年には宇野宗佑首相の女性スキャンダルやオウム真理教に関する「オウム真理教の狂気」の告発キャンペーンなど、数々のスクープを放った。
また、「民間から初の皇太子妃となられた美智子さまの人気に沸いた1959年4月の『皇太子ご成婚特集』では週刊誌トップの156万7000部を記録するなど、『週刊誌ブーム』を形作りました」とも振り返った。
「コンテンツのウェブ展開を進めます」
休刊の理由については「雑誌市場が縮小し、原材料費が高騰を続ける中で休刊を決めました」と説明。
今後については「リニューアルする『エコノミストオンライン』や『note』などで、コンテンツのウェブ展開を進めます」とした。
なお、「大学特集」や大学受験に関する別冊、選抜高校野球大会、都市対抗野球大会、全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の公式ガイドブック、「大相撲中継」は継続していく予定だとした。
21年上期を最後に販売部数は公表されず
一方、日本ABC協会がまとめた「販売部数・参考データ一覧表」によると、「サンデー毎日」の2021年1~6月の平均販売部数は2万7738部だった。同期間の「週刊朝日」は5万797部で、「サンデー毎日」はその約55%にとどまっていた。「週刊朝日」は23年5月末に休刊している。
なお、サンデー毎日は版元がABC協会を退会したため、販売部数はこのデータを最後に公表されなくなった。
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— サンデー毎日編集部 (@tsunday3) October 30, 2026