2019年 3月 24日 (日)

キャバクラに連れ回す上司に困ってます!

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   「巣ごもり消費」という言葉に表されるように、派手な消費をしたがらない若者が増えている。一方で、好景気の時代から「仕事もプライベートもパワー全開!」という先輩たちもいる。ある会社では、上司のノリについていけない若手社員が頭を抱えている。

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いつの間にか「割り勘」で経済的にも負担

――中堅商社で営業3年目の社員です。いま困っていることがあります。それは、キャバクラに連れ回す上司のことです。いまでも毎週のように連れていかれます。
   半年ほど前、営業成績が伸び悩んでいるときに、残業中に課長に仕事のやり方を相談したことがありました。そのときは仕事を切り上げて喫茶店で1時間ほど話を聞いてもらい、親身にアドバイスをしてもらいました。
   おかげで業績浮上のきっかけとなり、隔週でミーティングの場を設けてもらうことになりました。ある日、ミーティングが終わって帰ろうとすると、
「じゃあ今日は、景気づけにキャバクラでも行くか!」
と言われ、相談に乗ってもらった恩もあるので後をついていきました。その日は課長におごってもらいました。
   次の週からミーティングが毎週になり、終わるとキャバクラへ行くのが恒例に。アドバイスは役立つのですが、キャバクラ同行がおっくうで仕方ありません。何度か「僕はキャバクラは・・・」と断ろうとしたのですが、
「何だよお前、いろいろ相談に乗ってやってるのに。だからお前は売れないんだよ!」
と言われ、仕方なくついていかざるを得なくなります。帰宅は午前2時過ぎになり、朝一番で出社するので睡眠時間が3時間ほどしか取れません。課長は元気いっぱいですが、自分は生活リズムが狂って就業時間中も眠くなります。
   それに、いつの間にか支払いが割り勘になったのも負担です。課長は独身だし、高給取りのはずですが。何より、私はキャバクラがそんなに好きではありません。どうすればいいのか困っています。良い対処法があれば教えてください――
尾崎 健一(おざき・けんいち)
臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て2007年に独立。株式会社ライフワーク・ストレスアカデミーを設立し、メンタルヘルスの仕組みづくりや人事労務問題のコンサルティングを行っている。単著に『職場でうつの人と上手に接するヒント』(TAC出版)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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