有給休暇を使い切る人 日本ダントツの最下位

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   ロイターと調査会社イプソスが世界24カ国の労働者を対象とした調査によると、有給休暇を100%取得する人の割合がもっとも高いのはフランスで89%。2位以下にはアルゼンチン、ハンガリー、英国、スペインなどが続いた。日本は最下位の33%だった。

世界の傾向「若い人ほど休暇取る」

有給休暇を使い切る人の割合(出典:ロイター)
有給休暇を使い切る人の割合(出典:ロイター)

   有給休暇を使い切る人が少なかったのは、日本の他に南アフリカとオーストラリアが47%、韓国が53%。とはいえ、いずれも約半数の人が有給休暇を使い切っており、3人に1人という日本の低水準が際立っている。

   ロイターによると、全体の傾向として有給を使い切るのは50歳以下の人が多く、「経営幹部クラスでは60%が使い切っていなかった」(イプソスのジョン・ライト上級副社長)という。日本では若手ほど有給休暇を取得しにくい会社もあるが、それとは逆の傾向だ。

   このような結果にもかかわらず、ネット上には「日本にも有給休暇を全部使い切る人たちがいるのか」という驚きの声が上がっている。

「大企業と公務員限定のアンケート?」
「3人に1人と聞くと、高すぎる数字に思えてくる不思議!」

   取得率100%の事業所に勤める人のコメントによると、

「10年くらい前に従業員のほとんどが語らって労働基準監督署に『(会社が)有給取らせてくれない』と相談に行ったことで、会社が指導監査くらった。それ以降、ちゃんと全部消化させる方針になった」

ということらしい。やはり日本にも「市民革命」が必要なのかもしれない。

   平均取得日数でも、フランスの1位、日本の最下位は変わらない。オンライン旅行会社のエクスペディア・ジャパンが世界12カ国で実施した調査によると、フランスにおける有給休暇の平均付与日数は37日。取得日数は35日で、取得率は93%に上る。

   対して、日本における有給休暇の平均付与日数は16.6日。平均取得日数は9日で、取得率は56%だ。なお、日本以外の国では取得率が80%を上回っている。

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