2019年 11月 19日 (火)

職場での高ぶる感情は「考え方」でバランスを取る

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   職場でストレスを感じる出来事に直面したとき、自分の行動パターンを振り返ると、知らずしらずのうちに特定の行動に偏っていることに気づきます。そんなときには「考え方」を修正して高ぶる感情のバランスを取り、ストレスをコントロールしましょう。

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上司なら感情に振り回されてはいけない

感情の処理と問題解決の行動のバランスを取る
感情の処理と問題解決の行動のバランスを取る

   人はストレスに直面すると、不安や焦り、怒りや悲しみの感情が高まります。すると心に余裕がなくなり、行動が偏りがちになります。問題から逃避したり、感情を爆発させたり、自分だけで解決できない問題に真正面からぶつかろうとしたりします。

   もしも心に少しの余裕があれば、他にも対処法があることに気づくはずなのですが、ついバランスの悪い自分の行動パターンにとらわれてしまいがちです。

   ストレス反応に関する調査によると、生じた感情をためこんだり感情にまかせた行動をしたりする人は、ストレスをよけいに強く感じてしまう傾向があるそうです。

   例えば、あなたの部下が大きなミスをしたとしましょう。そのとき強い怒りに駆られて、部下を激しく叱責したくなったとします。

   そのときあなたの中で沸き起こった感情は、部下の行動を正そうとする気持ちでしょうか。もしかすると、「自分が責任を取らされるかもしれない」というおそれなのかもしれませんし、「なぜあれほど指導したのに分からないのか」という落胆なのかもしれません。

   しかし、上司としてなすべきことは、部下へのフォローの指示や、ミスによって生じた問題の解決、部下にミスを繰り返させない適切な指導ではないでしょうか。そこをしっかり押さえれば、ミスによる問題も減り、部下からの信頼も得られて今後の仕事がやりやすくなるでしょう。

   逆に、押さえるべきところを外して、やみくもに感情に振り回されるようでは、よい上司の役割を果たしているとはいえませんし、自分自身のストレスを余計に強めることにもなります。

筑波大学大学院・松崎一葉研究室
高度知的産業に従事する労働者のメンタルヘルスに関する研究を行い、その成果を広く社会還元することを目指している。正式名称は筑波大学大学院人間総合科学研究科 産業精神医学・宇宙医学グループ。グループ長は松崎一葉教授(写真)。患者さんを治療する臨床医学的な視点だけではなく、未然に予防する方策を社会に提案し続けている。特種な過酷条件下で働く宇宙飛行士の精神心理面での支援も行っている。松崎教授の近著に『会社で心を病むということ』(東洋経済新報社)、『もし部下がうつになったら』(ディスカバー携書)。
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