2019年 11月 20日 (水)

アジア杯のドーハで考えた「人生と仕事の関係」

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   アッサラーム アレイクム!(アラビア語で「こんにちわ」)カタールでサッカー・アジアカップを満喫しているアシシです。先日行われた準決勝の日韓戦をテレビ観戦した方も多かったのではないでしょうか。

   「事実上の決勝戦」とまでいわれた日韓戦は、現地でも注目の一戦でした。中東諸国が出ない試合では観客が数千人ということもザラなのですが、今回は2万人収容のアルガラファスタジアムに、なんと1万6千人もの観客がつめかけました。

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選手との一体感を味わえる「現地観戦」

カタール女性は「写真嫌い」と聞いていたけど
カタール女性は「写真嫌い」と聞いていたけど

   日本側のサポーター席も、大会始まって以来の大混雑。数ブロックが日本人で埋め尽くされ、伝統の一戦に相応しい緊張した雰囲気が会場を包みました。青い風船が3千個用意され、スタンドはジャパンブルーに染まります。

   試合はPK戦にもつれこみ、日本の選手がゴールを決めたり、GK川島がシュートを止めたりするたびに、サポーター席は大いに盛り上がり、ハイタッチを繰り返すお祭り状態でした。

   試合終了後、スタンドまであいさつに来た選手たちにねぎらいの声をかけ、当日が誕生日の今野選手のために日本サポーターが声を合わせて「ハッピーバースデー」を歌いました。わざわざ現地観戦しなくても、という人もいるのでしょうが、こういった選手とサポーターとの一体感を味わう醍醐味があるのです。

   スタジアムでは南アW杯でも着た「侍コスチューム」(甲冑)を珍しがって、普段は滅多に写真を撮らせてくれないイスラム教徒の女性が記念撮影を頼んできました。街に出ると、すれ違う人々が「コングラチュレーションズ!」と声をかけてきます。

   白装束を着たカタール人が甲冑を指差し、「ハウマッチ!」としつこく聞いてくることも。オイルマネーで潤う中東国は、カネを出せばなんでも買えると思っているのでしょうか。サポーター仲間が作ってくれた思い出の品なので、売るつもりは毛頭ありません。

   こうして僕は、勝利の歓喜の中、サポーターたちとお祭り騒ぎをしたり、地元の人々と気兼ねなく交流したりした後、夜遅くにホテルに帰宅するわけです。サッカー好きにとって心から楽しめる時間ですが、一緒に泊まっている知人のジャーナリストたちは、ろくに食事もせずに夜遅くまで原稿を書いています。

   彼らも僕と同じようにサッカーが大好きで、それを仕事にしているわけですが、僕のアプローチとは少し違います。もちろん、どちらの方がよいという話ではなく、この地ではそれぞれの人が、自分の選んだやり方をしていることを強く感じるだけです。

サッカー日本代表が出場する国際大会に毎年参加するコアサポーター(写真左)。本名、村上敦伺(あつし)。1977年生まれ、札幌市出身。職業はフリーランスの経営コンサルタント。元同僚の四方健太郎(写真右)とともにサッカー南アW杯出場32か国を2年間かけて訪問し、『世界一蹴の旅』(双葉社刊)を上梓。「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを2006年から継続中。ツイッター @4JPN
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