就職人気女子4位 「プランドゥーシー」って、どんな会社?

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   毎日コムネットは、2012年卒業予定の大学生の「就職人気ランキング」を発表した。上位には、おなじみ旧財閥系の金融機関や商社が並ぶ。

   調査元はこの結果を「ゆとり教育世代の草食系志望」と揶揄しているが、社会経験の少ない若者に聞けば、「知名度」「安定」「イメージのよさ」で企業名を答えるのが自然だろう。大学3年生に聞くには、酷な質問だ。

「世界的なホテルマネジメント会社を目指す」

毎日コムネットの「就職人気企業ランキング」
毎日コムネットの「就職人気企業ランキング」

   ただし男女別で見ると、ランキングの傾向に違いが見える。安定志向は特に男子で顕著。トップ10のうち、社名に「三井」「三菱」が入る会社が6社あり、それ以外はJR2社と日本生命、東京海上日動とガチガチの超大手である。

   一方、女子のランキングには若干のバラツキが見られる。1位は「東京ディズニーランド」のオリエンタルランド。具体的な仕事がイメージできない段階では、「人の笑顔を見るのが大好き」くらいしか動機を挙げようがないのかもしれない。

   また、4位には「Plan・Do・See(プランドゥーシー)」というあまり知られていない会社が上がっている。ホームページの事業内容には「ホテル運営」「レストラン&バー企画運営」「オリジナルウェディング企画プロデュース」「インテリア&グラフィックデザイン」などカタカナが並ぶ。いかにも若い女の子が好きそうな仕事ばかりだ。

   同社は94年、「ハウスウェディング」のはしりとなる一軒家貸切り会場を東京・渋谷にオープン。オリジナルウェディングの企画・運営事業で成長し、04年には福岡に「全16室オールスイート」の自社ホテルを建設。ホテルオペレーター事業に進出した。

   その後、伝統あるホテル物件のリノベーション(再生運用)などを展開。同社によると、将来的には「日本のおもてなしの心を広める世界的なホテルマネジメント会社になる」というビジョンを抱いているそうだ。

   この会社に限らず、派手なカタカナ仕事であっても、実際の仕事にかかわれば華やかな場面ばかりではない。内需の縮小が懸念される中で、国内ホテルやウェディングの需要は成熟しているという指摘もできるだろう。

   しかし、「会社」の名前ばかり重視する男子より、とりあえずその時点で自分が熱意を持って関われそうだと思える「仕事」を重視する女子のランキングの方が、未来に希望が持てそうな気がする。

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