2019年 11月 16日 (土)

真夏の就活に汗だくスーツ 原因は「人事ブログ」だった

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   就職活動中の学生たちが、リクルートスーツで汗だくになっているという。産経新聞が2011年7月12日に掲載した「合同就職面接会」の写真を見ると、9割以上が黒っぽいスーツを着用している。

   一般的に企業は「クールビズ」での参加を呼びかけているというが、学生からは「騙されないぞ」という苛立ちの声も聞かれる。実際、人事部の採用担当者によるブログを見ると、怪しげな書き方をしている会社もあるのだ。

「マナー」「相手の不快感」で惑わす

「左手でジャケットを持つのが正式」という珍説も
「左手でジャケットを持つのが正式」という珍説も

   あるメーカーの人事ブログには、こんな書き込みがある。6月に入って、ノーネクタイで来社する人が増えだした。しかし、この担当者、クールビズは「基本、正しい考え方」であるとしつつも、

「本来ネクタイがあって、スーツ姿がさまになると感じる」「スーツ姿で、ただネクタイを外しただけというのは、どうしても違和感を感じてしまいます」

とホンネを明かしている。

   一担当者の個人的意見であり、会社を代表する見解ではないのかもしれない。しかし、これを読んで訪問する学生は、案内文に何が書かれていようとも、担当者に「違和感」を抱かれないよう、スーツで決めてくるに違いない。

   また、ある外食チェーンの人事担当者は、クールビズで面接に臨んで本当によいのかという問いに、「いいんです」と太鼓判を押す。ただし、文章をよく読むと、

「マナーを押さえれば何の問題もない」

という条件つきだ。そして、周囲との関係を構築する上で必要とされる「不文律」を守り、「相手を不快にさせない範囲でやれば問題なし」と続ける。

   しかし、「マナー」「不文律」「相手の不快感」というあいまいな基準を突きつけられても、学生たちは戸惑うだけ。よけい疑心暗鬼になって、無難な黒スーツに身を固めるのも当然のことだ。

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