2019年 11月 16日 (土)

仕事場でキャミソール、やめさせられますか?

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   節電を契機として、定めていたドレスコード(服装規程)を緩和する職場が増えているようだ。夏の「冷房病」に悩まされていた女性からは、クールビズに歓迎の声もあがっている。

   一方で、ある会社では女性社員の「軽装化」が進みすぎ、一部の男性社員から「いかがなものか」と声があがるようになっているという。

地方支社の幹部「会社の恥だ」

――中堅メーカーの東京本社で、営業推進課長をしています。今年の夏は節電のため、職場のエアコンの設定温度を28度にし、スタッフはクールビズを励行しています。

   男性社員はノージャケット、ノーネクタイで働くことに慣れてきたようですが、若い女性社員たちが暴走気味で、どうしたものかと思っています。

   営業事務の女性たちの中は、ノースリーブはもちろん、下着のようなキャミソールにサンダル履きで出社するものも現れました。最初見たときはギクッとしましたが、社内で働く分にはいいだろうと放っておきました。

   ところが、地方支社から幹部たちが集まったときに、会議の席で「あいつらの格好は、いったいなんなんだ!?」という意見が相次ぎました。

「常識的に考えて、仕事中のファッションとは思えないな」
「うちの支社では、あんな格好は許していないよ」
「通勤中にお客さまが目にしたら、会社の恥だ」

   会議が終わったあとに、課員の男性に聞いたところ、

「僕が短パンで来たら彼女たち、きっとやめてくれって言いますよね。なのに、なんでオンナはスケスケでもいいんですか。差別ですよね」

とホンネを吐きました。

   しかし、彼女たちに注意するにも、どういう理屈で言えばいいのか迷いますし、そもそも注意すべきかどうか考えあぐねています――

尾崎 健一(おざき・けんいち)
臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て2007年に独立。株式会社ライフワーク・ストレスアカデミーを設立し、メンタルヘルスの仕組みづくりや人事労務問題のコンサルティングを行っている。単著に『職場でうつの人と上手に接するヒント』(TAC出版)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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