2018年 6月 23日 (土)

クルマ選びに「感性の法則」 自分らしさが主張できる「スニーCAR」

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   最近、街中でよく見かけるのが、個性的なコンパクトカーの数々。かつての軽自動車といえば、色は白と決まっていて、農作業や配達などに使われる実用本位の商用車であった。それが今では、高性能かつ洗練されたフォルムを身にまとった、カジュアルな乗用車へと進化を遂げた。

   自動車検査登録情報協会の調べによると、乗用車と軽自動車の保有台数は不景気の中でも微増傾向にあるという。リクルートホールディングスでは「2013年トレンド予測」の中で、まるでスニーカーのように一人で一台を使いこなす「スニーCAR」がトレンドになるのでは、と分析している。

性能の「同化傾向」が、クルマ選びの基準を変えた?

燃費や性能が充実した今、求められるのは「キラリ」と光る個性?
燃費や性能が充実した今、求められるのは「キラリ」と光る個性?

   その背景には、どのような事情があるのだろう。同社によれば、公共交通機関の赤字路線廃止が相次いだことにより、車の必要性が再認識されはじめているという。震災時など、イザというときに頼りになるのも、最終的にはマイカーだ。このため、1世帯で複数台の車を所有する家庭の割合も、ここ数年で増えてきているらしい。

   かつて、マイホームは無理でも、せめて車だけは高級車を選んでいた「アパートにベンツ」の時代があった。やがて、SUVなどさまざまな車種の登場により、車選びは「機能や用途」が重要視されるようになった。しかし今では、各自動車メーカーの技術的な進歩により、低燃費や高性能が「当たり前」になってきている。各メーカーの車の性能に差がなくなり、購入時の決め手が見えづらくなってきたようだ。

    クオリティーがある程度まで行き着き、商品に同化傾向がうかがえるようになると、スペックの差は、購入を決める大きな要因にはなりづらい。すると、気に入ったデザインや見た目の印象といった「個人の好み」が、新しい判断基準や価値観になっていくのである。

   多用途で使い勝手のいいコンパクトカーの中から一人一台、愛着が持てる相棒を探し、お気に入りのスニーカーのように乗り回す。手軽な価格構成だけでなく、用途を選ばない便利さや、時には靴ひもを替えて楽むようなアレンジのしやすさも、「スニーCAR」の魅力といえるだろう。

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