2020年 2月 20日 (木)

サラリーマンが読む「フジ三太郎」入門(1)
「モーレツ時代」のダメ男 でも、あのころ日本は輝いていた

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「楽しみが一つでき、とても嬉しいです。ありがとう」
「小さい時もみていましたが、今見た方が意味がわかりとてもおもしろいです!」
「ワロタwww 今の時代でも通用する」

   サトウサンペイさんの4コマ漫画「フジ三太郎」が電子書籍になり、J-CASTニュースは2013年4月16日から毎日1作品、ネットでの公開を始めました。読者からは早くも上記のような反応が届いています。

時代は高度成長から安定成長へ

ちょっとエッチな作品(昭和52年4月18日)
ちょっとエッチな作品(昭和52年4月18日)

   朝日新聞で昭和40(1965)年から平成3(1992)年まで連載され、大人気だった「フジ三太郎」。その作品は今から20年から50年近く前に描かれたものです。なぜ今も共感を呼ぶのでしょうか。あるいは郷愁を誘うのでしょうか。

   主人公は平凡な安サラリーマン。上司をからかっても憎まれず、ちょっとエッチなダメ男です。でも、いつも庶民の気持ちを代弁する小さな正義漢でもあります。

   その三太郎が職場や通勤途中、あるいは家庭などで体験する様々な出来事、さらには社会問題への思いなどを、ユーモアや皮肉、ときには怒りもまじえながら4コマ漫画でつづったというのが「フジ三太郎」です。

   時代は高度成長から安定成長に移行した昭和黄金期でした。人口が1億人を突破し、3億円事件や大阪万博、あさま山荘事件などがあり、相撲は大鵬や千代の富士、野球は巨人阪神戦に日本中が沸きました。

   東京ディズニーランドも開園します。沖縄返還、中国との国交回復などを経て、日本は米国に次ぐ経済大国へとのし上がりました。

   この時代を象徴するCMに「オー・モーレツ!」があります。「モーレツ社員」という言葉も生まれました。三太郎は「モーレツ」から脱落した「落ちこぼれ」サラリーマンでした。とはいえ、満員電車に揺られながら職場に通う、当時の日本を支えた一人でした。

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