2024年 4月 25日 (木)

30代男性の薄毛は仕事への影響も深刻 サービス業なのに「おじぎが苦痛」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

最近話題の有名発毛剤が誰にでも最適とは限らない

薄毛には、生え際からM字型に後退していくケース、頭頂部からO型に脱毛が始まるケースがあるが、進行すると前頭部、頭頂部ともに薄毛が広がる。
薄毛には、生え際からM字型に後退していくケース、頭頂部からO型に脱毛が始まるケースがあるが、進行すると前頭部、頭頂部ともに薄毛が広がる。

   実はAさんは、脇坂院長の助言に従って服薬や生活改善を行い、薄毛の進行がほぼ止まっているという。毛髪は年齢相応の毛量まで改善し「このままどうなるのだろう」という不安が軽減され、思い悩むことはなくなった。

   薄毛の治療方法は、薄毛のタイプによって異なる。テレビCMなどで有名な発毛剤にも配合されている「ミノキシジル」で発毛を促進させた方がよい場合だけではない。還元酵素を阻害する「フィナステリド」を併用して使った方が効果を実感できる人も多数いる。

   脇坂院長は、「加齢や怪我などでまったく毛が生えなくなった場所に発毛させるのは容易ではありませんが、産毛程度でも毛があるうちに治療すれば、効果はあります」という。

   30代は薄毛が進行していく一歩手前。もちろん生活習慣や頭皮環境を整えられれば一番だが、薄毛のメカニズムが判明している今、専門の治療をすれば、改善の見込みがある。少しでも気になる場合、なるべく早く専門医に相談することをお勧めしたい。

   【企画特集】

小林一広(こばやし・かずひろ)
医療法人社団 城西クリニック院長 NPO法人 F.M.L.理事
1962年生まれ。北里大学医学部卒業後、同大学病院にてメンタルヘルスケアを中心とする医療に従事。
身体疾患と精神面との関わりについて皮膚科、形成外科、薬学博士等の各専門家と一緒に研究を重ね、城西クリニック(東京:新宿)を開院。現在では、「髪の悩みの駆け込み寺」として月間5,900名が来院している。
また、精神科医として心身両面からの頭髪治療に力を注ぎ、国内では唯一、「頭髪」と「心」をケアする『リエゾン治療』を頭髪医療に導入し、「ミタメ」と「ココロ」両方からアプローチする独自の治療を展開。「髪の先」から「心の中」までケアをしている。
城西クリニック

脇坂長興(わきさか・ながおき)
医療法人 脇坂クリニック大阪院長 医学博士 日本形成外科学会専門医。NPO法人 F.M.L.理事
1962年生まれ。聖マリアンナ大学形成外科学講師を経て、2000年10月、関西で唯一の頭髪治療を専門とした脇坂ナカツクリニック(現 脇坂クリニック大阪 「大阪:梅田」)を開院。月に3,700名以上が来院し、その多くは20代~40代。新規相談者も毎月200名に上る。薄毛治療のパイオニアとして、西日本最大の臨床数・改善事例を誇る。治療法にこだわることなく、患者様が笑顔になれる治療を提供することが形成外科医の使命であると考え、日々患者に接している。
脇坂クリニック大阪
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