2024年 4月 26日 (金)

モヤモヤしてます「出産で時短勤務ママ」 「お荷物」批判回避にやるべきこと

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「モヤモヤ」の解消が大切

   時短勤務者の中には仕事と子育て両方に全力投球し、キャリアを追求したい人はいるはずだ。だが、勤務時間が減った分こなしきれない業務を、同僚が肩代わりしなければならないのも事実。ジャーナリストの白河桃子さんは、10月9日付の読売新聞電子版で、この問題を取り上げた。

   時短勤務者への反発として、インターネット上にはしばしば「当然の権利という態度だと腹が立つ」との投稿を見かける。白河さんは「時短ママ」を多く取材するなかで「『堂々と権利だけを主張して……』なんていう人には、私はまだ会ったことがありません」と明かす。勤務時間に応じて給与が減る、将来の昇進の可能性が閉ざされるかもしれない、といった点にも理解を求める。

   さらに「発言小町」に寄せられた、時短勤務者への「愚痴」も紹介した。相手は通勤に1時間かかるため10~16時の勤務だが、「自宅は駅から徒歩10分で、自宅から徒歩5分の認可保育園に入っていて、その保育園は朝7時に開園している」ので、9時に出社できるはずだと主張する。投稿者自身も子育てママだが、フルタイムで働いているので時短勤務者の仕事が回ってくるそうだ。「私はわざわざ会社の近くに引っ越してフルタイム勤務を維持し、残業できない分は土日には仕事を持ち帰る。それなのにあの人は…」とやり切れなさを感じるようだ。

   白河さんは、投降者が吐露した「モヤモヤを感じる」状況がよくないという。そこで例えば、上司に「持ち帰り仕事はできないので、少し減らしてください」と訴える、もし給与がそれほど変わらないなら自分も時短にする、といった対策を考えるよう勧める。「時短女性はお荷物、甘えている」と言われないように、また今後出産を予定している女性が「やっぱり復帰は無理」と思わないためにも、「モヤモヤ」を解消するのが大切。そうすれば同僚の行動監視ではなく自分の家庭と仕事の両立に注力できるというのだ。

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