2019年 11月 19日 (火)

フィリピン英語留学で若者が得た「宝物」 語学上達以外にもあるこんなメリット

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   先日、某フィリピン英語学校の卒業式にお邪魔させてもらいました。

   その卒業生の一人、20何歳かの若者の卒業スピーチの言葉が素晴らしかったので、ご紹介させていただきます。

「以前の努力の出来なかった自分と決別できたと思います。」

   彼は、挫折を抱えて、フィリピンにきました。そして、7か月の長きにわたって、英語を勉強し続けました。その時間、約1900時間。土日も含めて、英語漬けの生活です。

手にした「成功体験」

長くて急な階段の先には、きっとなにかある! グアテマラ・ティカル遺跡のピラミッド
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   彼は入学時、英語が全く喋れませんでした。どれくらい喋れなかったかというと、講師が「彼はただミステリアスに笑っているだけだった(笑)」と言うくらい。TOEICのスコアは250点。でたらめにマークシートを埋めるだけでもとれるくらいの点数です。

   そんな彼も、卒業一か月前にTOEIC700点に到達しました。中学校一年生レベルが、そこそこの大学の英語の入試問題を解けるようになったくらいの進歩です。もちろん、発音やカンバセーションの練習もしているので、卒業スピーチでは、数十人の前で立派に英語でスピーチをしていました。

   TOEIC700点は、アジア海外就職で日系企業を目指すのであれば、多くの企業の採用基準をクリア出来るくらいの英語力です。しかし、アメリカやイギリス系の企業に就職したり、英語を売りに日本国内の企業で就職したりするには、全然足りないレベルです。それなりに使えるレベルだけど、ウィニングショットにはならないレベル。「7か月もかけてそれかよ」と思う人もいるかもしれません。しかし、私は、彼はこの7か月で英語力よりも大切なものを手に入れたと思います。それは「成功体験」です。

   人が一番成長するのは「成功体験」を得たときです。そして、その成功をするための苦労が大きければ大きいほど、その成長は大きくなります。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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